マンダリン アリュール・スタッフブログ
静岡県浜松市のゲストハウスウエディング結婚式場

こんにちは!藤井です☆
春の結婚式シーズンに突入!
この春も、たくさんの結婚式を創ることができて、
とっても嬉しく思います。

先日(と言っても2月)、同期の結婚式に列席をしてきました。
会場は、常滑にあるマンダリンポルト。
彼は、そこでスーシェフ(副料理長)として働いています。
愛称は「カナイ」(←金井という苗字です)

私たち4期生は、結構仲良くて(笑)、プランナーだけでなく、
カナイ含めてのキッチンメンバーも一緒に、
定期的に集まってお出かけしたり、飲んだり食べたり。。。
そんな、同期の中での普段のカナイは、
オトナシイわけではないけれど、そんなによく喋るタイプではなく、
振れば話すし、でも、なんかちょっとクセのある感じ(笑)
所謂、‘いじられキャラ’的な存在。

だからきっと、結婚式では、カチガチに緊張して、
いつもよりあんまり喋らないのかな・・・
そんな風に予想していました。

・・・ところがっ!!

そんな予想は、びっくりするほど覆され、
マイクを持たせると、しゃべるしゃべる☆☆
いつもに増してクセというか味があって、披露宴の始まりから、
私たち同期全員大笑い!!

あげくに、卓球部だった彼による、卓球ゲーム大会が始まると、
司会にマイクは渡さず、自分でマイクを持ってどんどん仕切って、
ゲストにも突っ込みも入れて、見事なマイクパフォーマンス!!

「おいっ!カナイ!しゃべりすぎ!!」
「お前、マイク司会に渡せよ~!」
っと私たちは突っ込みを入れつつも、すごく楽しくて、面白くて、
――カナイって、こんなにしゃべる奴やったんだ――
と同期全員が同じことを感じたのです。

そしてもう1つ。
――カナイって、こんなに泣く奴だったんだ――
それは、彼自身が、今日のために考えた料理を、
自ら両親の元まで届けに行った時、、、

きっと、その時に伝えようと思っていた言葉さえ出てこないほど
堪えきれない涙をぬぐいながら、「もう恥ずかしいから」と
その場から足早に出ていってしまったカナイ。
カナイと、その両親にしか分からない感情が、
その時には、会場全体に伝わっていました。

そして、ラストの新郎謝辞、門出、、、
カナイは大号泣で、私たち同期もみんな大泣き。

「楽しかった」「感動した」はもちろん、
「カナイのこんな姿を見るのは初めて!」
お開きの後にも、同期でずっと、
そんな話をして盛り上がっていたのです。

私たちにとって、彼は‘同期’として出会い、
‘同期’の中のカナイしか見たことがありませんでした。

でも、この結婚式を通して、
学生時代の友人でのカナイ、
家族の中でのカナイの姿を知ることができたのです。

――あぁ、これも、結婚式の良さだな――

ゲストに改めて、新郎新婦自身のことを知ってもらい、
そこからまた、絆が深まっていくような、そんな1日。

その表現の仕方は、きっと、それぞれの新郎新婦にとって違うと思います。

結婚式で、
どんな姿を見てもらいたいですか?
どんな表現をして、知ってもらいたいですか?

そんな問いもしながら、これからも
それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創っていきたい

改めてそう感じさせてくれる、
とってもユーモアがあって、面白くて楽しくて、思わず涙する、
とっても素敵な1日でした。

こんな想いも、
入社してくる新入社員たちにも伝えていきたいと思います!

担当:藤井